サッカー日本代表のアンバサダーに起用されたJO1とINIに対し、「事務所は韓国系?」「日本代表にK-POPは合わない」といった投稿がXで炎上中。
さらに、「K-POPは反日グループばかり」と過去のMVや発言が掘り返され、批判は思わぬ方向へ…。
なぜここまで大きな波紋が広がったのか。
単なるアイドル論争では片づけられない背景と、ネットで語られる“あの疑問”に、少しだけ耳を傾けてみませんか?
JO1・INIの事務所は韓国系?


JO1やINIって、いまやテレビやSNSでもよく見る人気グループですよね。
でもここ最近、
「このふたつのグループって韓国のアイドルなの?」
「事務所が韓国系ってほんと?」
なんて声がじわじわ広がっています。
実は、ふたりのグループが所属しているのは「ラポネエンタテインメント」っていう事務所。
このラポネ、ちょっとふつうの事務所とはちがっていて、吉本興業と韓国の大手企業「CJ ENM」が一緒に作った会社なんです。
しかも出資の割合は、韓国側が70%、日本側が30%。
つまり、お金のほとんどは韓国から出てるってわけですね。
メンバーは全員日本人だし、日本語で活動してるけど、レッスン方法や見せ方はがっつりK-POPスタイル。
だからファンのあいだでは「和製K-POP」なんて呼ばれたりもしています。
たとえばJO1は、韓国で大ヒットしたオーディション番組「PRODUCE 101」の日本版からうまれたグループ。

#PRODUCE101JAPAN2
— PRODUCE 101 JAPAN 新世界 (@produce101jp_) June 13, 2021
👥デビューメンバー11名が決定👥#木村柾哉 #髙塚大夢 #田島将吾 #藤牧京介 #尾崎匠海 #西洸人 #松田迅 #許豊凡 #池﨑理人#佐野雄大 #後藤威尊
国民プロデューサーの皆様
たくさんの応援ありがとうございました🌟
#INI #アイエヌアイ pic.twitter.com/Y0HYG3g68G
その流れでINIもできたので、トレーニングやパフォーマンスも韓国アイドルっぽいって感じる人が多いんです。
ここまでは「へぇ〜」で終わる話なんですが、ちょっと前にひと騒動あったんです。
それが、サッカー日本代表のアンバサダー就任問題。

2025年11月、日本サッカー協会(JFA)が、JO1とINIをW杯のアンバサダーに選んだんですけど、
「え、韓国資本のグループが日本代表の顔になるの?」
「もうサッカー応援しない!」
って、X(旧Twitter)で炎上モードに。
その理由には、このポスターが大きく関わっています。
これは酷い
— ついんてーる (@Peacedai_) November 11, 2025
吉本と韓国の事務所ラポネ
和製KーPOP
JO1とINIのサッカー好き12名
もろ韓国国旗 最悪 https://t.co/MnE6w66zeK pic.twitter.com/DMFg7MmEBr

なんか、背景が韓国の国旗っぽく見える・・・
と思いますか?
思いませんか?
「考えすぎ」
「まぁ、言われてみれば・・・」
という意見もありますが、Xでは批判の声が多くあがっています。
JO1とINIの事務所の“中身”が韓国寄りってところもあって、ひっかかる人は多かったようです。
JO1やINIは、日本のアイドルグループ。
でも育て方とかビジネスの裏側は、けっこう韓国スタイル。
この「日本っぽいのに中身はK-POP」っていう絶妙な立ち位置が、今回のモヤモヤの元になっているのかもしれませんね。
K-POPが反日グループといわれる訳

K-POPって、日本でも大人気のジャンルですよね。
BTSにTWICE、BLACKPINKやSEVENTEEN……名前を聞けば「わかる!」って人も多いはず。
でも一方で、「K-POPって反日なんでしょ?」という声も、じつは根強くあるんです。
「そんなわけないでしょ」って思ったあなた。
じつはこの話、“なんとなく”じゃなくて、実際に炎上した出来事がきっかけになっているんです。
たとえばRed VelvetというK-POPグループ。
彼女たちのデビュー曲「Happiness」のMV(ミュージックビデオ)には、日本人にとってはかなり不快な文字が映っていたんです。
「JAPS HIROHITO」
「JAPS HIT BY ATOMIC BOMB」
「JAPS」っていうのは、戦争中にアメリカ兵などが日本人を侮辱するときに使った言葉で、いわば“差別用語”。
そして「HIROHITO」は昭和天皇のこと。
「原爆を受けた日本人」みたいな文字も出てくるので、「これはアウトじゃない?」と話題になりました。
もちろん、Red Velvet本人たちが意図的にやったとは思えません。
ただし、こういった演出を許した制作チームや事務所には、「配慮が足りない」という声がたくさんあがりました。
これ以外にもあります。
BTSのメンバーが着てた原爆がプリントされたTシャツ
3.11に発売したBTSのMV日本バージョンに、人がおぼれるようなシーン
IZ*ONEが東日本大震災発生の日時に「FIESTA」という祝祭ソングをアップ
JYPのパクジニョンが作った、原爆ドームを背景にダンスするようなシーン
日本はK-POPに侮辱されっぱなしなのによく聴く気になれるな…
— ゆりまか (@STEPAYURIMAKA) July 15, 2025
Red Velvet ”Happiness”のMVに
「JAPS HIROHITO」「JAPS HIT BY ATOMIC BOMB」などの文字
東日本大震災の発生時刻とぴったり同じ3月11日の14時46分に「FIESTA」(祝祭)という曲をポストしたIZ*ONE… pic.twitter.com/aMBA5GSXSm
日本はK-POPに侮辱されっぱなしなのによく聴く気になれるな…
Red Velvet ”Happiness”のMVに 「JAPS HIROHITO」「JAPS HIT BY ATOMIC BOMB」などの文字
東日本大震災の発生時刻とぴったり同じ3月11日の14時46分に「FIESTA」(祝祭)という曲をポストしたIZ*ONE
人が溺れる様子のMVを3月11日に発表したBTS、しかも日本Ver.
TWICE所属事務所JYPのパクジニョン氏が作った広島原爆ドームダンスMV




こうしたひとつひとつの出来事が、日本のファンの中で「K-POPって反日っぽいよね?」というイメージにつながっていったんです。
ちなみに、BTSのTシャツの件では、日本のテレビ番組から出演をキャンセルされたこともありました。
このときは、事務所が謝罪文を出して一応は収束したものの、「もう信じられない」と感じた人も少なくありませんでした。
もちろん、K-POPアーティスト全員が反日ってわけじゃありません。
むしろ多くのグループは、日本での活動をすごく大切にしていて、日本語でアルバムを出したり、日本ファンに向けてライブ配信をしたりしています。
だけど、一部の問題シーンや過去の炎上が切り取られて拡散されることで、「K-POPは反日だ」と決めつけられる空気が生まれてしまっているんですね。
さらにSNSの力も大きいです。
2025年現在は、ちょっとした画像や動画が一気に拡散されて、過去の話でも再炎上しちゃう時代。
実際、Red VelvetのMVやBTSの原爆Tシャツは、何年も前の話なのに、今もX(旧Twitter)でたびたび話題になります。
特に「K-POP=韓国」→「韓国=反日」という単純な思考回路で語られることが多く、複雑な背景を知らないまま感情的に攻撃する人も増えています。
「なんかイヤだな」
「でも曲は好きだし…」
そんなふうにモヤモヤを感じている人もいるかもしれませんね。
反日かどうかというよりも、「文化のちがい」や「表現のズレ」が誤解を生んでいることも多いのが、この問題のむずかしさ。
だからこそ、「ひとつの出来事で全体を決めつけない姿勢」も、これから大事になってくるかもしれません。
JO1・INIとK-POPの深い関係
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JO1やINIを見て「最近の日本のアイドルって、なんか韓国っぽいよね」と感じたこと、ありませんか?
ダンスのキレ、ビジュアルの完成度、MVの演出、ステージパフォーマンス……
すべてにおいて“いわゆるジャニーズ系”とはちがう空気をまとっているこの2グループ。
その理由は、まさに「K-POPとの深い関係」にあります。
◤#レミノフェス 見逃し配信中◢
— Lemino|レミノ (@Lemino_official) November 4, 2025
10/5(日)に開催された『LAPONE DAY in EXPO』から、#JO1 のライブシーンを少しだけお届け🙌
みなさんの「ここが好き!」という瞬間を「#レミノフェスマイベスト」でぜひ教えてください💭
配信チケットの購入はこちら📡
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まず、JO1とINIはどちらも「PRODUCE 101 JAPAN」というオーディション番組から生まれたグループです。
この番組、実は韓国で爆発的人気を博した「PRODUCE 101」シリーズの日本版。
つまり、K-POP育成システムをそのまま輸入して作られた番組なんです。
ダンスも歌も、ただの自己流じゃなくて、韓国式の“スパルタ級”トレーニングを受けています。
レッスン風景は、まるでK-POPアイドルの練習生みたい。
立ち姿、表情の作り方、カメラワークへの意識まで、ひとつひとつが超実践的。
たとえば、JO1のメンバーがデビュー前に受けたトレーニングには、韓国の一流講師陣が関わっていました。
ボイストレーニング、ダンス、フィジカルトレーニング、表現力……すべてがK-POPの基準に近いレベルで進められていたんです。
それだけじゃありません。
衣装のスタイリングやMVの作り方、音楽ジャンルの選び方にも、K-POP的な感性がたっぷり。
正直、パッと見ただけでは「えっ、韓国のグループ?」と思う人も多いはずです。
でも、ここが面白いところで。
JO1やINIは、あくまで“日本人グループ”。
メンバーは全員日本人だし、歌詞も基本は日本語。
活動拠点も日本が中心で、ファン層も日本人が多い。
だからこそ、日本人による日本でのK-POPスタイル実践という、ちょっとユニークな存在なんですよね。
この「日本×韓国スタイルの融合」こそが、JO1とINIの魅力でもあり、逆に物議を醸すポイントにもなっているわけです。
でもそれは、彼らがK-POPスタイルをベースに活動してきたからこそ起きたすれ違いとも言えます。
つまりJO1とINIは、ただの“アイドル”というより、グローバル基準で育てられた新しいスタイルのアイドル。
これまでの日本アイドルにはなかった仕掛けや訓練を積み重ねて、ここまで来たんです。
そんな背景を知った上で見ると、彼らのパフォーマンスや姿勢もまたちがって見えてくるかもしれませんね。
「K-POPと似てる」だけじゃなくて、「そこに日本人としての個性やメッセージをどう出すか」に、今後も注目が集まりそうです。
まとめ
JO1やINIをめぐる議論は、単なる人気アイドルの話にとどまりません。
所属する事務所の背景、K-POPに対する長年のイメージ、そしてXで拡散された“反日疑惑”など、さまざまな要素が重なって、今回の炎上に火がついた形です。
だからこそ、表面的な情報だけで判断するのではなく、どんな経緯があって、どんな視点があるのかを知ることが大切なのかもしれません。
いま求められているのは、感情的に断じるよりも、もう一歩踏み込んで見つめ直す冷静な視点ではないでしょうか。