ホロライブ6期生・博衣こより(はくい こより)をめぐって、SNSでざわつきが止まりません。
きっかけはある配信後に投稿された、たった一つの感想ツイート。
そこからリプライ、ファンの反応、そして“お気持ち表明”と、流れはまるで連鎖反応のように拡大していきました。
今、検索でも急上昇している「博衣こより 炎上」というワード。
その背景には、表面的なやり取りだけでは見えてこない、深い温度差や認識のズレが潜んでいるようです。
今回は、批判コメントへの反応からお気持ち表明の内容、そしてホロライブ側の動きまで、流れとポイントをわかりやすく整理してお届けします。
博衣こより炎上の発端と経緯まとめ
いや博衣こよりより紅しょうがの方が普通に理不尽な目にあってるだろわざわざ反応してリプして、普通に垢消しまで追い込んで自分はホロリスに擁護してもらって叩かれるその方がよっぽど理不尽だろ https://t.co/YztGo0Yxf4 pic.twitter.com/hl4lFHp5g0
— 2コマ (@Akazaki211) November 5, 2025
「えっ、またVTuberが炎上してるの?」
そんな声がX(旧Twitter)にちらほら出はじめたのは、2025年11月4日。
今回話題になったのは、ホロライブの6期生「博衣こより(はくい こより)」。
いつも元気いっぱいで、かわいい声とテンション高めな配信スタイルが人気の彼女。
ファンからは“助手くん”と呼ばれる視聴者も多く、まさに今ノリにのってるVTuberのひとりです。

そんな彼女が、あるゲーム配信をきっかけにまさかの炎上モードに突入しました。
経緯まとめ
きっかけは、視聴者の「紅しょうが」がXに投稿したひとこと。
博衣こよりさんってたくさん配信してるってのもあるからこなしてる感が強いな、そのせいもあってストーリー読みは結構上っ面撫でる感じやな。そのゲームが好きで見てる人は結構キツい。特にFFTみたいなゲームだとバレやすく感じる。
という内容。
これに一部の人が共感する一方で、「いやいや楽しんでるでしょ?」と反論する人も。
それくらいの“よくある感想”だったんです。
私も、感想言っただけか、と思いました。
ところが…この投稿が博衣こより本人の目にとまってしまった。
いわゆる“エゴサ”ですね。
そして彼女がこんなリプを返します。
とっても深く楽しんでるよ!FFTもすごくすごく噛み締めて楽しかったよ😌上っ面だけ見て評価するのやめてね♡
あ”ーーー。
最後の一文がなければ( ゚Д゚)
なんだか、ピリッと感が伝わってくるのは私だけでしょうか。
「上っ面」を引用してるところを見ると、相手のコメントのピンポイントな部分にイラっとしているように感じます。
いや、ただ親近感出すために同じ言葉使ったのかな?
・・・そんな絶妙なニュアンスのリプ。
ファンから見れば
ってなるけど、そうじゃない人から見ると
なんて声も出ちゃったわけです。
するとここで、こよりファンたち(助手くん)が動き出します。
問題の投稿主に対して、リプや引用リツイートが大量に飛び交い…
「こよりに何言ってんの?」
「これは誹謗中傷だろ」
「消えろ!」
…なんて過激なコメントもちらほら。
結果、そのユーザーはXのアカウントを削除しました。
でもこれで終わらなかったんです。
こよりさんはこの一件を受けて、長文の“お気持ち表明”をXに投稿。
「誹謗中傷は受け取った側がどう感じるかで決まる」
「わたしも人間だから傷つく」
「ちゃんと法務部に相談もしたよ」
と、真面目で本音たっぷりな内容でした。
ところがこのお気持ち文が、まさかのさらなる炎上の火種に。
「被害者ムーブに見える」とか「火に油を注いだだけ」など、またもやXで意見がわかれ始めたのです。
こうして、たった一言の感想ツイートがきっかけで、【リプ→ファンの暴走→お気持ち長文】という“炎上フルコンボ”が成立。
トレンド入りまで果たしてしまったというわけですね。
X投稿まとめ




最初のやり取り「上っ面ーーー」の投稿は、すでに消去されています。
博衣こよりの説明によると、相手方のポストが消えたのでこちらも消しただけとのことです。
「なんで博衣こよりも消したんだ!」と声もありましたが、元が消えたから消した、それ以上に何か意味があるとは思えないですよね。
一部、長文の投稿がありますので、そちらも読みたい方はぜひ博衣こよりのXアカウントへ!
この件はこれで最後にします!
— 博衣こより🧪1stアルバム発売中!!新曲MVも見てね🎉 (@hakuikoyori) November 4, 2025
誹謗中傷に関する長文なので、純粋に応援楽しみたい!というみんなは読まないことをオススメします🙇♀️ごめんね😢…
相手方は、消去したXアカウントを復活させました。
返信内容をみると、擁護の声や冷静な声がたくさんあります。


11月7日 博衣こよりの新しい投稿
お騒がせしている件について pic.twitter.com/99Z83KSn84
— 博衣こより🧪1stアルバム発売中!!新曲MVも見てね🎉 (@hakuikoyori) November 7, 2025
お騒がせしている件について
この度は、自身の行動により、本来起こりうるべきではなかった様々な議論を起こしてしまい、申し訳ございません。
特に、このような状態を見たくない皆様、いつも応援してくださっている皆様に、大変申し訳ないと感じています。きっかけとなった返信を行なってしまったことを深く反省しております。
その後の投稿については「説明したい、理解していただけるかも」という気持ちで行なってしまいましたが、影響範囲を考えきれずに行動してしまったこと、真摯に反省しています。
皆様からの声や、SNSへの理解、今回起こした行動の前提から振り返り、今後に活かし精神せていただきます。不快な想いをさせてしまった皆さん、本当に申し訳ありません。
これからも皆様に応援して頂けるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願い致します。博衣こより

この騒動について、博衣こよりが改めて投稿しました。
様々な議論を起こしてしまったこと、不快な思いをさせてしまったこと、そして、影響範囲を考えきれずに行動してしまったことに対しての反省と謝罪です。
コメント欄には、博衣こよりを応援する声や、心配する声が多く寄せられています。
相手方も、博衣こよりも、「アンチ」だとか「批判する」だとか、そういった意味はなかったけれど、SNS上で文字だけのやり取りだとうまく伝わらないことがありますね。
さらなる火種
手書きの謝罪文を投稿したことで火消しになるかと思いきや...
無理です。
消えません。
謝りたくないのがバレバレ
— aoki (@aoki429) November 7, 2025
しかも「皆様」に謝ってどうすんの?
一人しかいないでしょ?皆様はついでだよ
ねぇー!ホロ運営に大人っていないんですかー! https://t.co/WVZmS2MQG4


もう博衣こより側からは何も言わない方がいいのかもしれません( ゚Д゚)
お気持ち表明の内容とみんなの声
さて、ここからが今回の炎上劇の「本番」といってもいい部分です。
批判コメントを受けた博衣こよりが、Xでリプライを返したところまでは前の見出しでお話ししましたね。
問題はその後。
「こよりさんがこの件にどう向き合ったか」が、ここから話題の中心になっていきます。
博衣こよりが伝えたかったこと
この件はこれで最後にします!
— 博衣こより🧪1stアルバム発売中!!新曲MVも見てね🎉 (@hakuikoyori) November 4, 2025
誹謗中傷に関する長文なので、純粋に応援楽しみたい!というみんなは読まないことをオススメします🙇♀️ごめんね😢…
リプでの反応が炎上の火種になってしまったあと、博衣こよりが投稿したのが“お気持ち表明”と呼ばれる長文ポスト。
これがまた、いろんな意味で注目されました。
投稿内容はシンプルにまとめるとこんな感じです。
- 「誹謗中傷は受け取った側がそう思えば誹謗中傷」
- 「該当の方をアンチと思って返信したわけじゃない。ただ自分の思いを伝えたかった」
- 「何度も言葉を考えた」
- 「事実ではないことを言われるのが許せない」
正直、この内容だけを見れば「うん、そりゃそうだよね」と感じる人も多いはず。
でも、ネット上では
- 「その言い方、ちょっと強くない?」
- 「アンチを刺激してる」
といった意見も出はじめました。
なかでも注目を集めたのが、投稿の“長さ”です。
なんと、X(旧Twitter)のポストでありながら、まるで小説のようにずらっと書かれた文章量。SNSでは…
「芥川賞の短編小説並みの長さなんだけど」
「蜘蛛の糸を超えてきたw」
なんて揶揄も飛び交い、「読むのがしんどい」と感じた人も少なくなかったようです。
ただ、博衣こよりとしては、ちゃんと自分の気持ちを伝えたかっただけでしょう。
配信のテンションとは違う、まじめで少し苦しそうな文章でしたから。
みんなの声
また、このお気持ち表明で特に議論を呼んだのが、「誹謗中傷」の定義についての一文。
「受け取った側がそう思えば誹謗中傷」というフレーズは、共感を呼ぶ一方で、「じゃあ批判は全部アウトなの?」という反発も生んでしまいました。
ここからネット上では、
- 「感想も言えない時代なの?」
- 「配信者に物申したら全部アンチ扱いされるの?」
- 「じゃあもう何も言わない方がいいってこと?」
というような“言論と感情”をめぐる議論が加速。
まるで小さな火に油を注いだように、Xのタイムラインがざわざわしていきました。
一方でファンの中には、
- 「そこまで追い詰められてたんだ…」
- 「ちゃんと自分の言葉で話してくれてうれしい」
という声も。
特に古参ファンの“助手くん”たちからは、温かい励ましの声が多く寄せられていたのも事実です。
このお気持ち投稿には、攻撃的な表現はなかったものの、投稿のタイミングやトーンが「ファンネル(信者による集団攻撃)を誘発している」と解釈されてしまった部分もありました。
もちろん、博衣こよりがファンに指示を出したわけでもなければ、誰かを名指しで非難したわけでもありません!
ただ、それでも「影響力がある人の発言は、意図しなくても波紋を生む」ということを、今回の一件はあらためて浮き彫りにしたように思います。
過去の”お気持ち表明”
ここ正論、本心を言うために些細なことがトリガーになったんですかね。 pic.twitter.com/4zXNTQpI3P
— wine@LDP・JIP (@Vinrose_Pol) November 5, 2025
博衣こよりには、過去にも”お気持ち表明”と呼ばれている投稿があります。
こちらも賛否両論。
- 「博衣こより、敏感で怖い」
- 「配信者として正しいこと言ってるだけ」
など。
受け止め方は人それぞれありますね。
日ごろから思うことがあるんだろうな。
明るく楽しく配信することを心掛けている人だからこそ、このギャップに驚く人がいるのだと思います。
炎上の波紋とホロライブ側の対応
博衣こよりの炎上騒動は、一人の感想ツイートから始まりました。
そして、最終的にはVTuber界隈全体を巻き込むような“大波”となって広がっていきました。
そのきっかけとなったのは、本人のリプライや長文のお気持ち表明だけではありません。
火に油を注いだもう一つの要因──それが“ファンの動き”と“ホロライブ運営の沈黙”です。
【重要なお知らせ】
— マリアのVTuberにうず@愛されて活動6.5周年 (@V_Virgin_Mary) November 4, 2025
本日2025年11月4日、ホロライブ所属『博衣こより』は自身が気にいらない感想ポストをした無辜の民に信者ファンネルを使いアカウント削除に追い込む異常行動をとりました。
『博衣こより』を教会から永久に破門といたします。
二度と神仏の加護は得られないものとしりなさい。
まず、今回の騒動で特に目立ったのが「ファンネル」の問題でした。
こよりさんを応援するファンたち、通称“助手くん”の一部が、批判コメントを投稿した一般ユーザーに対して過剰な反応を示してしまったのです。
引用RT、リプライ、さらには晒し投稿やスクショ付きの拡散など、かなり激しい反応も見られました。
もちろん、こよりさん自身がファンに対して「攻撃して」と呼びかけたわけではありません。
でも、人気VTuberの反応ひとつが、数万人に影響を与えるというのは現実としてあります。
そしてこの構図、過去にも何度か問題になってきたんですよね。
「VTuberが何か言う → ファンが過剰に動く → 結果的に叩かれた側が退場する」
という“お約束の流れ”( ゚Д゚)
今回も、そのテンプレをなぞってしまった形です。
このような炎上構造は、VTuber業界に特有のものと言われています。
視聴者との距離が近く、配信がリアルタイムで展開され、感情的な反応がそのままSNSに出てしまう。
だからこそ、小さなすれ違いが、大きな波紋となって広がりやすいのです。
では、ここで気になるのが「ホロライブ運営はどう動いたのか?」という点。
結論から言うと、2025年11月5日時点では、ホロライブ公式からの声明は一切出ていません。
これがまた、賛否を呼ぶ要素になりました。
ファンの中には、
- 「なんで何も言わないの?」
- 「こよりちゃん一人に全部背負わせてるの?」
と運営に対する不満を口にする人も。
一方で、「これは個人間のやり取りだから、わざわざ運営が出てくる話じゃない」という冷静な意見もあり、まさに意見は真っ二つ。
ただ、過去の似たようなケース──たとえば炎上の末にメンバーが活動休止に入った時など──では、運営が比較的早く声明を出していたこともあり、「今回は対応が遅いのでは?」という声も出始めています。
また、「VTuberのメンタルケアは誰がするのか」という視点も注目されています。
長期間にわたって配信を続け、時に誹謗中傷や過激なコメントにさらされながら、それでも笑顔でファンと向き合う──。
そんな活動者の裏側には、想像以上のプレッシャーや疲労があることは想像に難くありません。
実際、今回のこよりさんの配信では、いつもより声が低く、元気がないように感じたという指摘も多数寄せられています。
- 「こよりちゃん、大丈夫かな…」
- 「気にしすぎてないといいけど…」
そんな心配の声も少なくありません。
ホロライブという大きなグループに所属していながら、炎上の初動を一人で受け止めているように見える姿に、やるせなさを感じたファンも多かったはずです。
今後、運営側がどこまでサポートに入るのか?
あるいは、このままスルーで幕引きするのか──
いずれにしても、VTuberとファン、そして事務所という三者の関係性が、これまで以上に問われる出来事となりました。
まとめ
今回の炎上騒動は、たったひとつの感想ツイートをきっかけに、こよりさん本人の反応、ファンの暴走、そして“お気持ち表明”へと発展しました。
どこかで誰かが少し違う選択をしていたら、ここまで大きくならなかったかもしれません。
SNSという場では、発信の意図と受け取り方が食い違うことも多く、特に影響力を持つ人の言葉は、想像以上に大きな波を生みます。
こよりさんの言葉も、ファンの声も、批判とされる投稿も、それぞれに理由があり、感情があります。
だからこそ、今回の件はただの“炎上”として片付けるには惜しい、現代的な問いを投げかけているように感じました。
今後、ホロライブやVTuber業界がどう向き合っていくのかにも注目が集まりそうです。