【観葉植物に必要な光・水・土・風】その理由を初心者さんに分かりやすく話す!

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観葉植物 植物

生活に彩りを与えてくれる観葉植物。インドアグリーンを楽しむ方が増えています。

観葉植物には、ポトスなど育てやすいものがたくさんありますが、どんな植物でも絶対に生長に必要な要素があることを知っていますか?

それは、「光・水・土・風」です。

なんとなく分かってはいるけど...

例えば水をあげる頻度とか、風とか光とかって、程度が分からないよね~。

土は植物が植わっているものだから、あって当たり前でしょ。

と心の中で思っている方へ。私も同じでした(^-^;

初心者の私でも分かるように、それぞれの必要性やポイントを短くまとめてシンプルに理解できるようにしてみました。

光・水・土・風について、目次から必要なテーマへお進みください。

光の必要性

観葉植物は、ガンガン光があたる外で育つ植物と違って比較的光の当たらない屋内でも育つような植物です。特に、ポトスやモンステラのような耐陰性(たいいんせい)の観葉植物は、光が少ない場所でも育ちやすいとされています。

ですが、光が全くない場所では育ちません、枯れます。

光が必要な理由

植物自ら栄養源を作り、生長に必要なエネルギーを得る活動「光合成」を促すため。

光合成を行うためには、光と水と二酸化炭素が必要です。光がなければ光合成はできず、植物は生きるために必要な栄養を作ることができなくなり、最終的に枯れてしまいます。

光は大切です!!

どのくらいの光が必要?

室内でも、窓から光が入る場所や全く入らない場所など違いがあります。「日陰」という言葉を使って観葉植物を置くと良い場所を見分けたいと思います(^-^

「日陰」で見分けよう!
  • 素敵な場所
    半日陰

    1~2時間程度でも日光が入り、それ以外の時間でも明るい。明るいカーテンレース越し。木もれ日が入る。

  • まぁ良い場所
    明るい日陰

    直接日光は入らないが、日中は明るい。リビングルームの一角。窓に近い場所ではなくても明るさがある。

  • ダメな場所
    ガチ日陰

    日中でも真っ暗になってしまうような場所。扉を閉めると光が入らない。窓のないトイレ。

観葉植物は強い直射日光が苦手なので、半日陰があればとても良いですね。カーテンレース越しや木もれ日程度であっても、太陽の強い光だとダメージがあるので気をつけましょう。

明るさの最低限レベルは、「本の文字が読めるくらい」と言われています。数値で表すとどのくらいか調べてみましたが、サイトによって差がありました。おそらく500xl(ルクス)~1500xl。植物の種類によって最低限レベルが変わってくるということだと思います。育てる植物で調べてみてください。

明るさを調べるアプリがありますので、「この光は何ルクスなんだろう??」と気になる方はスマホアプリを使って調べてみるのが簡単ですよ。

私はトイレに小さな玉サボテンを置いています。我が家のトイレは窓がなく、扉を閉めると真っ暗になるので、ガチ日陰です。定期的にベランダに出して、明るい光が浴びれるようにしています。強い直射日光は当たらないように気をつけています。

植物用の育成ライトを使って観葉植物を育てることもできます。暗い場所にどうしても置きたい場合は、育成ライトの購入も一緒に考えてみてください。

植物育成ライト

水をあげる頻度

【光の必要性】で書いたように、植物は生きていくために光合成をします。光合成には、水と光と二酸化炭素が必要です。

水をあげないとどうなるでしょうか???

枯れます!!!

光合成ができずに養分が作れなくなったり、根から肥料を吸収できなくなったり。見た目の症状としては、葉や茎がダラ~ンと垂れてしおれる、しわしわになる、といったところが水不足の初期症状です。その時に水をあげると、少し時間が経ったらシャキーンとした姿に戻ったりします。

よく言われている頻度

水をあげるタイミングは、「土が乾いてから」と言われています。観葉植物を置いている場所によって土が乾きやすい・乾きにくいが変わってくるので、毎日あげる人もいれば、3日に1度、1週間に2回くらい、など頻度も変わってきます。

土が乾いてから水をあげる理由

根の周りに空気を入れて呼吸をさせるため。ずっと水がある状態だと呼吸できなくなり、根腐れしてしまう。

頻度よりも、定期的に根まで新鮮な空気を届けることができているかが大切です。

土が乾いているかどうかの判断は、最初は難しいです。表面の土の色が乾いている色であっても、鉢の中はまだまだ湿っていることはよくあります。水やりチェッカーを使えば、土の中まで乾いているか目で見て確認できます。割り箸でも代替でき、土に差しておいた割り箸を抜いたときに湿っているかどうかで判断します。

薄暗い場所にある観葉植物

室内でも、明るい場所と薄暗い場所があります。薄暗い場所に置いている観葉植物は、光合成のスピードが緩やかになります。ということは、必要な水の量も減り、根から吸い上げる水が少しずつになり、土が乾くまで時間がかかります。必然的に、水をあげる回数が減ります。

しかしそれは、根が水に浸っている状態が長く続くことにもなるので、根腐れしやすい環境です。薄暗い場所に置く観葉植物は、できるだけ水はけの良い土を使うことをおすすめします。

水のあげ方、量

水のあげ方・量は、大胆にいきましょう。

鉢の底穴から流れ出るまで水をかける。鉢の隅々までまんべんなく水を通す。

こうすることで、新鮮な空気も鉢内に入り込み、根まで届けることができます。鉢底からある程度水が出たら、元の場所に戻しましょう。鉢受け皿に水が残っていれば、捨ててください。雑菌が繁殖したり、土が乾くスピードを遅くしたりする原因です。自然に蒸発する程度であれば気にしなくていいですが、1日経っても残っているのは良くない状態です。

観葉植物の水やり

土の役割

植物にとって土は、土台となるものであり、生きるために必要な水分や養分を吸収する大切な場所です。

有機質の土は、豊富な養分を始めから含んでいて植物が良く育ちます。しかし、養分が豊富ということは虫が湧きやすい・虫を寄せやすいということでもあるので、「観葉植物を育てたいけど室内で虫が増えるのはちょっと...」という方にはあまりおすすめできません。

無機質の土は養分が含まれていないですが、活力剤や肥料を別で与えることで植物の生長を助けることができます。虫も湧きにくいので、室内園芸に向いている用土です。

植え替えの必要性

観葉植物を買ったばかりのときはそのままで問題ないですが、生長していくと植え替えが必要なタイミングが出てきます。植物からのサインは、悪い状態を改善してほしいという訴えです。観葉植物を長くより良く楽しむために、新しいフカフカの土へ植え替えをしましょう。植え替え時期は、暖かくなってくる春頃がいいですよ(^-^

植え替えサイン
  • 1~2年経過している
  • 鉢の穴から根が飛び出している
  • 水の浸み込みが遅くなってきた
  • 葉の色が悪い、調子が悪い
  • 植物がグラグラする、バランスが悪くなっている

根鉢

植物がずっと同じ鉢に植わっていると、鉢の中で根が生長し続け、鉢の内側にグルグルと巻いた状態「根鉢」になっていきます。放っておくと根が詰まり、必要な水や栄養を吸い上げる力が弱くなります。根が鉢底から飛び出している、水の浸み込みが悪いときは根で鉢の中がいっぱいいっぱいになっているかもしれません。

さらに...

観葉植物が倒れやすくなってきたら、根詰まりが悪化しているかもしれません。鉢穴から外にまで根が出て鉢が安定しなかったり、植物が斜めになってしまったりします。その状態でもすでに植物に悪いですが、何度も倒れるとさらに良くないです。

土の養分不足

いつもと同じようにお世話をしているのに葉の色が悪くなってきたら、土が古く養分がなくなっていることが原因かもしれません。

水をあげてもすぐしおれた、根元の葉の調子が悪い、ツヤがない、そのような症状も見られます。

土が固い

水の浸み込みが悪いときは、土が固くなっている可能性もあります。

最初はフワフワで隙間がたくさんあり、水も空気も通る土だったと思います。古い土は固くなり、十分な水と空気を根に届けてくれません。

観葉植物の土

ホームセンターに行くと、たくさんの土が販売されています。観葉植物の植え替えに使う土は、観葉植物用の土を探しましょう。慣れてきたら、観葉植物に適した土を自分で配合することもできます。

観葉植物の土は、水はけが良いものを使います。そして、虫が発生しにくいものであることも重要です。

観葉植物の土
観葉植物の土

油カスや牛糞、腐葉土などの有機物を混ぜた土は栄養が豊富で、観葉植物をより良く育ててくれますが、有機物は虫の好物でもあります。その土に虫が寄せ付けられ、またはもともと潜んでいた虫が動き出し、卵を産み、たくさんの虫が発生してしまっては、室内に植物を置くことすら嫌になってしまいます。

おすすめは、無機質の土を使うことです。腐葉土などが入っていないので栄養なく、肥料や活力剤を使って補う必要が出てきますが、簡単にできます。しかも、虫がわきにくい肥料があるんです。

夫

有機質の土を使うなら、土の表面に無機質の園芸資材を被せる虫対策があるよ。化粧砂やココファイバーといったマルチングを被せると、虫対策だけでなくおしゃれさもアップするんだ。

ココファイバー

風の役割

植物が生きていくためには、光合成が必要です。光合成には、水と光と二酸化炭素が必要です。二酸化炭素、つまり空気があればいいわけです。

私たちは、空気が動くことで「風が吹いているなぁ~~(^-^」と感じることができます。風がない場所=空気が動かない場所には、観葉植物は不向きです。

風の役割

観葉植物の生長促進、根の発達、根腐れ対策、カビ防止に役立つ!

植物は葉から水分を蒸散させるので、風が吹けば蒸散のスピードが上がり、根から水分を吸収するスピードも上がります。代謝が良くなります。同時に土の中にある養分も吸い上げるので、風があると生長が促進されます。

風で植物が揺れると、「倒れちゃいかん!!!」と植物自身で強く自分を支えようとします。その結果、土台である根が強くしっかりと発達してくれます。

さらに、風によって土が乾くスピードも早まり、根腐れや土表面にカビが生えてしまうことの対策にもなります。

夫

さらにポイント。鉢の上ギリギリまで土を入れることも、カビ対策になるよ。風が鉢の上を通るときに、土の表面にもちゃんと風があたるからね。土が乾燥しやすくなるよ。でも水やりのときに土が溢れないよう気をつけてね。

気をつけること

観葉植物を置く場所には風があったほうがいいですが、強い風は良くないです。

強い風は、植物にストレスを与えてしまうとか...

鉢ごと倒れてしまう、茎や枝が折れてしまう、葉や花が落ちてしまう、傷がつくといった目に見えて分かるダメージリスクも高くなります。ベランダに出す場合も、強い風には気をつけましょう。

おすすめの風は、「そよ風」です。「風吹いているかな~、吹いていないかな~、どっちかな~(^-^」と感じるくらいを目安にしましょう。葉が揺れない程度で大丈夫です。

締め切った場所や風通しの悪い場所には、扇風機やサーキュレーターで風を作るといいです。このとき、風が直接植物にあたらないようにしましょう。植物との距離や扇風機・サーキュレーターの傾け方を工夫してください。おすすめは、サーキュレーターです。サーキュレーターを部屋の角に向けて設置すると、空気の動きを作ることができますよ。

サーキュレーター

まとめ

今回は、観葉植物に必要な「光・水・土・風」についてご紹介しました。

植物を元気に育てるために、この4つは必要不可欠です。特に、観葉植物は光と風が不足しがち...植物が育つ環境を意識して作っていくことが大切ですね(^-^

観葉植物を置きたい場所、置ける場所、そこは植物にとってどんな環境なのかを見極めて、インドアグリーンの世界を広げていってください!

「ねこチップ」を使えば、難しい水やり頻度やお世話が簡単にできますよ!ぜひ、使ってみてください!!

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