マクドナルドの紙ストローがついに廃止!
多くの人が「やっとか」と胸をなでおろしたその矢先、待っていたのはまさかの“ストロー自体が消える”という新展開。
環境への配慮といえば聞こえはいいけれど、その裏で広がるのは、思わぬ違和感と使いづらさ。
いったいなぜ、こんなにも利用者の声とズレてしまったのでしょうか?
新しいフタに期待と不安が入り混じる中、ネット上ではすでに不満が噴出。
なぜこうなったのか、背景とリアルな声から見えてくるものを調べてみました!
紙ストロー廃止の理由

やった!ついに紙ストロー終わった!
そんなふうに思った人、多いですよね~。
マックが2025年10月27日に発表したニュースは、ちょっとしたサプライズでした。
なんと、あの「ふにゃふにゃ紙ストロー」をついにやめるというのです!
でも……ここでちょっとガッカリ。
ストローがなくなるだけで、「もとに戻る」わけじゃなかったんです。
11/19(水)から順次切り替え!
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) October 27, 2025
マクドナルドの一部のコールドドリンクが「ストローのいらない新しいフタ」になります。 pic.twitter.com/hwWouZU0t6
マックが今回スタートするのは、ストローを使わずに飲める新しいフタ。
名前は「ストローレスリッド」
なんだか強そうな名前ですが、ようはフタに直接くちがつけられるタイプです。
アイスコーヒーのカップでよくある、あれです☟

この新しいフタは、リサイクルペットボトルから作られていて、プラスチックのゴミを減らすための工夫なんだとか。
しかも、マックのカップもまるごとリサイクル素材。
かなり気合い入ってます。
紙ストローの導入は2022年でした。
マックはもともと、プラスチックのゴミ問題にけっこう本気で取り組んでいます。
プラストローから紙ストローへの切り替えで、年間約900トンものプラごみをカットできたそうです。
それはすごい(^^)
とはいえ、紙ストローって、ぶっちゃけ不評でしたよね。
不満の声は、もうわんさか。
とくにシェイクを紙ストローで吸うのは地獄という声、多かったです。
じゃあ今回、新しいフタに変えて、みんなハッピーになったのかというと……

いや、なんかモヤモヤする…
だって、SNSではすでにツッコミの嵐。

などなど。
たしかに、フタがプラスチックでストローだけNGって、ちょっとちぐはぐにも思えます。
もちろん、「エコ」は大事。
でもやっぱりマックって、ファミリーとか学生とか、ドライブスルーでサクッと買いたい人が多いお店ですよね。
そうなると、「便利さ」や「飲みやすさ」も超だいじ。
今回の決定は、ちょっとユーザーの気持ちが置いてけぼりになってるかもしれません。
さて、次の見出しでは、この新しいフタに対してどんな「不満」が飛び交っているのかを見ていきましょう~
新フタ導入に不満が続出!

2025年11月19日から順次登場するのが「ストローレスリッド」
くちを直接つけて飲むタイプの新しいフタです。
でも、この新仕様、ユーザーからの反応はというと……正直ビミョーなんです。
SNSを中心に、さまざまな声が飛び交っています。
たしかに、これまでストローを使って飲んでいた人にとって、“いきなりフタから直飲み”って、なかなかハードル高いですよね。
とくに、ドライブ中に片手で飲みたい人や、小さい子どもが使う場面では、ストローのほうが圧倒的に便利。
実際、X(旧Twitter)の公式ポストのリプライ欄をのぞいてみると、まさに「不満まつり」状態です。

このあたり、共感した人も多いんじゃないでしょうか。
しかも、あの「くちをつけるフタ」、ちょっと飲みづらいんですよね。
飲み口が小さいせいか、中身がドバッと出たり、逆に出にくかったり。
アイスコーヒーみたいなサラサラ系はまだいいとして、シェイクや炭酸のジュワっと感は、正直楽しみづらいです。
私がいちばん共感したのは、衛生面を気にする声です。
マックの店員さん、すごく器用にストローの袋をやぶきますよね。
口があたる上の部分だけを残すあのワザ!
めっちゃ配慮してくれてるじゃ~んって思っていました。
今はこんなに気にしてくれているのに、新しいフタだといろいろ着きまくりそう( ゚Д゚)
こうした細かいストレスが積み重なると、「やっぱりストローのほうがよかったな」と感じ着きも当然。
もちろん、マックが環境のことを考えてこういう選択をしているのは理解できます。
今回の変更は、エコに関心のある層からは「すばらしい!」という反応です。
新しいフタになることに賛成している人の声もあります。



でも一方で、「使う人のリアルな生活」や「場面ごとの使い勝手」も、同じくらい大切にしてほしいと思うのが本音です。
日常の中でマックを使っている人たち、とくにファミリー層・会社員・ドライバー層からは、使いにくさへの不満が目立っています。
ストロー欲しい人は言えばもらえるようですが、毎回多くの人がそれを言うと、お客も店員もひとつ確認事項が増えたみたいで大変です。
次は、「なぜこんなズレた対応になったのか?」という本質部分と、今後の課題についても掘り下げていきます。
ズレすぎ対応への批判と課題
マックが新しく導入した“ストローなしのフタ”に対して、SNSでは予想以上の反発が巻き起こっています。
単なる使いにくさへの不満では終わらず、じわじわと見えてきたのが、「企業のズレた感覚」へのモヤモヤです。
X(旧Twitter)では、公式ポストのリプライ欄がプチ炎上状態。

こんな声があふれています。
たしかに、紙ストローは不満の声が多かったです。
でもその解決策が「ストロー自体やめちゃえばいいでしょ」だとしたら、それはあまりに極端ではないでしょうか。
例えるなら、「うるさいって言われたから音楽を止めました」じゃなくて、「スピーカーを壊しました」みたいな話。
そりゃ困るよね、って話なんです。
とくに刺さったのが、こんなリプライです。

このコメント、私が見た時点でいいねが2,900超え。
まさにみんなの本音を代弁してる一言でした。
しかもこの対応、障がいのある方や、お子さん連れの方にとってはかなり深刻な問題でもあります。
『五体不満足』の著者で有名な乙武洋匡さんは、「ストローがないと飲めない人もいる」と指摘。
一見、小さな変化に見えて、実は多くの人の生活や行動に支障をきたす可能性があるんですね。
マックは「環境への配慮」という大きなテーマを掲げてはいますが、その裏で「使う人の多様な状況」や「日常のリアル」がすっぽり抜け落ちているようにも感じます。
しかも、ユーザーの反応を見る限り、この問題は単なるドリンクの飲み方の話ではないんです。
みんなが怒っているのは、
という、姿勢への不信感なんですよね。
今回のように、現場のニーズとずれた判断が続くと、ファン離れやブランドイメージの悪化にもつながりかねません。
せっかく長年親しまれてきたマクドナルド。
誰もが気軽に立ち寄れて、安心して楽しめる存在であってほしい。
だからこそ、「ただエコだから」じゃなくて、「エコでも使いやすい」をもっと考えてほしいところです。

たとえば、ほかのバーガーショップが取り入れているようなフタとプラストローの組み合わせで、フタを紙仕様にできるなら、「エコでも使いやすい」を実現できないかな?
今後マックがどう動くのか――
ここがひとつ、大きな注目ポイントになりそうです。
まとめ
今回の紙ストロー廃止と新フタ導入は、環境を意識した前向きな変化のように見えます。
けれど実際は、
「違うちがう、そうじゃな~い」
と多くの人がモヤモヤを抱えています。
不便さを感じながらも使っていた紙ストローがなくなったのは歓迎ムード。
でも、求められていたのは“ストローをやめること”ではなかったのかもしれません。
使いやすさと環境配慮は、どちらかを選ぶものではなく、共存できるバランスが必要です。
そして何より、日々マックを利用している人たちの声に、もう少し耳を傾けてほしいと感じる人は多いはず。
便利だから、気軽だから、好きだからこそ(^^)
マクドナルドには、これからも「みんなのマック」でいてほしい!
そう思わずにはいられない今回の出来事でした。