台湾から日本へ、水草を持ち帰るときに気をつけること、やっておくといいこと

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水槽

2024年1月8日~10日、夫が台湾一人旅をしました。
目的は、
台湾のアクアショップへ行くこと・水草を買って持ち帰ること

海外からの植物持ち帰りは、なんだかハードルが高いなぁ。

実際どんな感じなんだろう。

今回は、夫の体験談をシェアします。
私も夫も、植物検疫の経験はありません。
台湾旅の様子は、別記事でシェアしています(^-^

夫の場合はこんな条件でのスタート

海外から日本へ帰るとき、持ち帰ることができるものって制限がありますよね。
お肉とか、フルーツとか。
「海外から日本 持ち込み禁止」などで検索してみると、
公式のものから個人のブログまで、たくさんの情報がでてきます。

しかし、水草を持ち帰った方の話はなかなかでてきません。

水草を持ち帰る人って、あんまりいないかもな。

夫も調べるのに苦労していました。
農林水産省のHPはこのようになっています。

ん~~。
ブセファランドラは載っていない。
「その他」なのでしょう。
(今回の台湾旅は、ブセファランドラだけを手に入れると決めていました。)

夫は以下のような条件での持ち帰りです。

  • 初めて海外から植物を持ち帰る
  • 同じ飛行機で持って帰る&手荷物で機内持ち込み
  • 水草は1種類のみ
  • 量は片手に収まる
  • 購入品ではなく頂き物

持ち帰ることになったブセファランドラは、
お店のオーナーさんのご厚意で頂いたものでした。
購入品になると、検疫の時に支払う料金に違いがでてくるようです。

せっかく海外に行ったのに、持ち帰る量が少ないだろ~
と思いますが、
「絶対に持ち帰りたい!! けど何か間違えたら没収されるかも(‘Д’)…」
とドキドキしていたので、
万が一没収されても諦めがつくように少量にしました。
初めてなので、お試しってことかな☝

日本出発前日にやったこと

私たちは沖縄県に住んでいますので、
那覇植物防疫事務所 那覇空港出張所
に電話で問い合わせてみました。

その際、
◯帰国スケジュールを大まかに聞かれた
◯帰国前のなるべく早い段階で、「持って帰る水草の情報、写真、帰国スケジュールの詳細」をメールで送るよう指示された

この2点をやり取りしました。

帰国前日にやったこと

この日、持って帰る水草を入手。

ブセファランドラ入手

お店でも気を使っていただき、土やそれっぽいものを落としてビニール袋に入れてもらいました。
ホテルに帰ってからも再度チェックしたところ、
3粒だけまだ土がついていたので、水草とビニール袋をしっかり水で流します。

なぜここまでするのか。
→土がついているものは一切持ち込めないから~×××

じっくり調べる
土は取り除く

「持って帰る水草の情報、写真、帰国スケジュールの詳細」を、
桃園国際空港の植物検疫所
那覇空港の植物検疫所
双方へメールしました。

桃園国際空港からの返信は特にありませんでした。
那覇空港からは返信がありました。

メールは英語で送っています。
日本の空港には日本語でいいと思います(^-^
以下、実際に送ったメールになります。

検疫所に送ったメール 英文

Name:
〇〇〇〇 〇〇〇〇

Address:
Japan,Okinawa, 〇〇〇〇 ,〇〇〇〇

Phone:
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

Passport number:
〇〇〇〇〇〇〇〇

The plants:
Bucephalandra sp. (Submerced)

Quantity:
9

The flight scadule:
MM928 (TPE to OKA)
January 10th at 18:00

The delivery scadule:
January 10th at 14:00.
(↑これは桃園国際空港宛て。1月10日の14時に持っていくと記載しています。)
(那覇空港宛てには、✈到着後何時に持っていくかを記載しました。)

帰国日の流れ

今回の旅での、夫の実際の動きになります。
慣れている人は、もっと少ないSTEPでできるのかもしれません。

帰国前日にSTEP3と同じようなメールを那覇空港に送っていますが、
前日は送らず、台湾側の検疫証明書を受け取ってからのメールだけでもよかったかもしれません。

国によっても違いがあるかもしれません。

検疫所入り口

青い看板のところが検疫所入り口

パソコンの脇に虫

かもかも星人になってしまいました。
下記はあくまでもご参考に(‘Д’)

水草持ち帰りミッション
  • STEP1
    桃園国際空港植物検疫所へ、メールで伝えた時間に持参

    ◯必要書類を記入している間に、水草を確認してもらう。
    ◯必要書類を記入後、検査費用の100ドルを支払いに行くよう告げられ、請求書と共にすぐ近くにある空港内の台湾の銀行(両替所になっている場所)で支払う。
    ※購入品なら、その価格に準じた支払いが発生するとのこと。夫は頂き物でしたので、検査費用のみ。
    ※夫は現金で支払いました。クレジットカードが使えるかは分かりません。
    ◯支払った領収書を持って検疫センターに戻る。

  • STEP2
    検査終了&検査通過

    台湾側の検疫証明書(Phytosanitary Certificate)をもらう。

  • STEP3
    台湾側の検疫証明書を那覇空港の植物検疫所へメールで送信

    事前にメール連絡した時刻に持参予定であることも同時に伝える。
    証明書は写真を撮ってメールに添付している。

  • STEP4
    いつも通り飛行機に搭乗する
  • STEP5
    那覇空港到着

    預け荷物受け取りフロアにて
    植物検疫所へ行き、台湾側の証明書原本と水草を提出

  • STEP6
    検査終了&検査通過後、税関へ。

    那覇空港では検疫所も税関も同じフロアです。
    広くないのですぐ分かります。

  • STEP7
    税関にて、現物と検疫証明書を共に提示

    輸入理由、購入価格などを確認されます。
    堂々として!! 個人で楽しんでいますと伝えて!!

  • STEP8
    問題なければ持ち込み完了

    おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!!

もっとたくさんの水草を買うなら・・・思いつく準備は・・・

今回は初めてなので、お試しってことで1種類を少量だけ持ち帰りました。
でも夫はもっといろんな種類を持ち帰りたくなるだろう、今後。

夫の話を聞きながら私が思ったこと↓

  • 事前に買うものが決まっていたら、メールに添付できるよう事前にリストを作っておく。
  • 購入品のリストがすぐに作れるよう紙やペンを用意しておく。(手書きがお好きな人は)
  • メールのひな型を作成しておく。
  • 透明のビニール袋やジップロックを持っていく。
  • ビジネス目的の持ち帰りではなく個人で楽しんでいることが伝わるよう写メを撮っておく。
  • 水草を買った時のレシートは捨てずに取っておく。

こんな感じかな。

海外のショップで購入してお家に持って帰るまでスムーズに流れますように。

途中でこじれたらめっちゃ悲しい思い出になるじゃん。

夫が不機嫌になるのもなるべく避けたい。

まとめ

以上、海外(台湾)から水草を持ち帰った夫の体験談はご参考になったでしょうか。
また夫が海外に行くときも、この記録が役立つことでしょう(^-^

流木の持ち帰りも同じようにできるんじゃないかと思っています。

最後にひとつ、絶対に守るべきことを改めて書きます。

土は一粒も残してはいけない。

これだけはゼッタイです。
ほかをどれだけ準備していても、土がついていたら全て没収になります。
お気をつけて。

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