2026年W杯に向けて注目を集めるサッカー日本代表の公式ポスター。
華やかなビジュアルの裏で、思わぬ波紋が広がっているのをご存じでしょうか。
「誰がデザインしたの?」「制作会社はどこ?」と、公開後に急増した関心と検索。
公式な情報が出ていないことで、かえって憶測が飛び交い、ファンや関係者の間でも意見が割れています。
非公開を貫くJFAの判断、その背景にある“ある変化”とは。
今回の一連の流れから見えてくる、サッカーとビジュアル表現の今を追ってみました。
サッカー日本代表ポスターとは?
2026年のサッカーW杯に向けて、日本代表ががんばるぞ!という気持ちをこめたキャンペーン「最高の景色を2026」。
このプロジェクトの目玉として出てきたのが、ある一枚のポスターです。
登場するのは、日本代表…ではなく、人気アイドルグループJO1とINIのメンバーからサッカー好きで構成されたスペシャルユニット「JI BLUE」。
SAMURAI BLUE(日本代表)「最高の景色を2026」オフィシャルアンバサダー JO1・INIから12名がスペシャルユニット「JI BLUE」として就任決定! #jfa #daihyo #キリチャレの日 #キリチャレの日 https://t.co/Up91iYj589 pic.twitter.com/EMbhJvBP1V
— 日本サッカー協会 (@JFA) November 10, 2025
サッカーのポスターにアイドル?と思う人もいたかもしれませんが、若い世代のファンにはウケがよく、SNSでも話題に。
「かっこいい!」「推しがサムライブルー着てる!」と、はじめはポジティブな声も多かったんです。
でも、そんな中でひとつの投稿が空気を変えました。
SNS、特にX(旧Twitter)で、「これって韓国の国旗に似てない?」という声が出始めたんです。
これは酷い
— ついんてーる (@Peacedai_) November 11, 2025
吉本と韓国の事務所ラポネ
和製KーPOP
JO1とINIのサッカー好き12名
もろ韓国国旗 最悪 https://t.co/MnE6w66zeK pic.twitter.com/DMFg7MmEBr
さらに、13日には元JFA会長の川淵三郎さんがこの炎上に関することを投稿。


川淵三郎さんの投稿があった翌日、JFAはポスターの差し替えを発表。
新しいデザインでは、JI BLUEのメンバーがシンプルに横一列に並び、「最高の景色を2026」の文字をすっきり配置。
日本サッカー協会(JFA)は、11月10日にJFAオフィシャルWEBサイトに掲載したサッカー日本代表「最高の景色を2026」アンバサダーのキービジュアルを変更することといたしました。
— サッカー日本代表 🇯🇵 (@jfa_samuraiblue) November 14, 2025
JI BLUEの皆さんとの取り組みの意図や目的をより正確にお伝えしていくために検討を重ねた結果です。… pic.twitter.com/EzW1qJXVVG
日本サッカー協会(JFA)は、11月10日にJFAオフィシャルWEBサイトに掲載したサッカー日本代表「最高の景色を2026」アンバサダーのキービジュアルを変更することといたしました。
JI BLUEの皆さんとの取り組みの意図や目的をより正確にお伝えしていくために検討を重ねた結果です。
サッカー日本代表が「最高の景色を2026」を実現するために引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
いわゆる“安全策”な見た目になりましたが、ここでもまた「サッカー感ゼロ」「アイドルの宣伝みたい」と、モヤモヤする声が続出しました。
もちろん、「シンプルで見やすい」「若い世代に届きそう」と好意的な声もありました。
でも、それ以上に目立ったのが、
「なんでこんなデザインになったの?」
「誰がこれ作ったの?」
という、“デザインのウラ側”への疑問やツッコミなんです。
たかがポスター、されどポスター。
これ一枚で、JFAのねらいとファンの感じてるズレが、くっきり見えてしまったかもしれませんね。
さあ、いちばん気になるのは、このポスター、いったい誰がデザインしたのか?
次の章では、そこをぐぐっと深掘りしていきましょう!
制作会社はどこ?非公開の理由
さてさて、「このポスター、いったい誰がデザインしたの?」という疑問。
これ、今回の騒動でいちばん多く検索されてるテーマかもしれません。
炎上の発端はデザインでしたが、そもそもそのデザインがどこで、誰の手によって生まれたのかがわからない。
この“ブラックボックス感”が、逆に不信感を呼んでいるとも言えそうです。
まず、結論からお伝えすると……
2025年11月15日現在、制作会社やデザイナーの名前はJFAから一切公表されていません。
JFAの公式リリースやキャンペーンページをくまなく見ても、ポスターに関するクレジット(いわゆる制作スタッフ情報)はゼロ。
唯一明記されているのは、「JI BLUEとの取り組みの意図や目的を正確に伝えるために検討を重ねた結果、変更に至った」という文言だけです。
……いや、それだけ?と拍子抜けした人も多いはず。
ふつうなら、何か作品をつくるときって、ちゃんと「〇〇さんがデザインしました」「〇〇社が制作しました」って書いてあるのが当たり前。
でも今回はなぜか、名前を出さないという選択をしているんです。
当然ネット上では、「なぜ名前を出さないの?」「何かやましいことがあるのでは?」といった声も広がっています。
たとえば、
「過去にJFAと一緒に仕事していた日本デザインセンター(NDC)が関わってるんじゃない?」
「所属事務所のLAPONEがデザインまで主導したのかも?」
という声がネット上で上がっています。
NDCは、これまで公共系のプロジェクトやスポーツ関係のデザインも多く手がけてきた老舗デザイン会社。
過去にスポーツ関連での活動はあるので、今回も関わっている可能性は“なくはない”のですが、公式な裏付けはどこにもありません。
また、JO1・INIの所属事務所であるLAPONEエンタテインメントは、韓国資本が70%、吉本興業が30%という構成。
この事務所が、グループのプロモーションに関しては自前のデザインチームや提携先を使っていることも多く、「今回のポスターも、事務所主導だったのでは?」という見方も出ています。

ただし、これらはあくまで憶測の域を出ません。
JFAも、LAPONEも、公式には一切言及していないんです。
じゃあ、なぜここまで“沈黙”を貫いているのか。
その背景にあるのは、おそらく「炎上の火種になりたくない」という思惑。
もし制作者の名前を出せば、そこに集中攻撃が起こる可能性もありますよね。
特に今回のように“国旗に似てる”といったデリケートな話題だと、SNS上の反応はとてもシビアです。
もうひとつ考えられるのは、「外部の広告代理店に一任していたから、そもそも制作会社まで明かす意識がなかった」というケース。
JFAが関与しているとはいえ、細かい制作は広告代理店や下請けのデザインチームに任せていたとすれば、公表しないというよりも、「書く必要がないと思っていた」だけかもしれません。
ちなみに、いま検索されているキーワードには
「サッカー日本代表 ポスター 制作会社 どこ」
「JFA ポスター デザイナー 名前」
などがずらっと並んでいます。
今話題のコレ、たぶん発注者もデザイナーも(ほんのシャレのつもりで)ダブルミーニングの意図でデザインしたんじゃないの。日の丸を背にしてるけど、下半分はサムライブルーで、見方によっては韓国の国旗にも見えるでしょ、と。僕自身、初見で「ちょっと面白い」と思ったくらい。ただ、時代の空気を読…
— 指南役 (@cynanyc) November 13, 2025
知恵袋やXでも、「韓国系の制作会社が関わってるんじゃないか」とか、「デザインのセンスがK-POP寄りすぎ」といった声も見られますが、いずれにせよ、事実はまだ何もはっきりしていないというのが現状です。
ただ、今後もしこのポスターが広告賞に応募されたり、公式資料としてどこかで紹介されたりすれば、そこで制作者の名前が判明する可能性はあります。
ファンとしては、「あのポスター、ほんとは誰が作ったの?」というモヤモヤはしばらく続きそうですが……
デザインの背景と炎上の経緯
SAMURAI BLUE(日本代表)「最高の景色を2026」オフィシャルアンバサダー JO1・INIから12名がスペシャルユニット「JI BLUE」として就任決定! #jfa #daihyo #キリチャレの日 #キリチャレの日 https://t.co/Up91iYj589 pic.twitter.com/EMbhJvBP1V
— 日本サッカー協会 (@JFA) November 10, 2025

☝こんなふうなのをイメージしてたのかな?
選手や監督の熱い表情☝
でも、今回のポスターは違う形でここまで話題になった( ゚Д゚)
なぜ?
炎上の流れをたどりながら、その背景をひもといていきます。
もともとこのポスターは、2025年11月10日にJFAが公開したもの。
「最高の景色を2026」というワールドカップ応援キャンペーンの一環で、アンバサダーに選ばれたのが、JO1とINIのサッカー好きが集まった混合ユニット「JI BLUE」でした。
サッカー日本代表のユニフォームを着た11人が、背景を背にポーズをキメるビジュアル。
いかにも“今っぽい”スタイリッシュな見た目で、JO1・INIのファンを中心に「かっこいい!」「これは保存するやつ」と好反応からスタートしました。
でもその背景が良くなかった・・・
「これ、韓国の国旗っぽくない?」
赤と青の曲線、中央のバランス感などが、韓国の太極旗(たいきょくき)に似ていると感じた人が、SNSで徐々に増えていきました。
そして、その流れを大きく動かしたのが11月13日の川淵三郎さん(元JFA会長)の投稿です。


「今広報に善処するよう連絡しました。」
この投稿が、3万件以上の「いいね」を集め、一気に拡散。
それまで一部だった違和感が、一気に“世間の話題”へと広がった瞬間でした。
直前の「どういうこと?」から約13分後の「善処連絡」!
「善処連絡」から約21分後には「ストップ連絡」!
スピードはやっ( ゚Д゚)!!
さらに拍車をかけたのが、元迷惑系YouTuberのへずまりゅうさん。
彼が「日の丸はどこに行ったの?韓国アンバサダーはいらない」と投稿したことで、より強い言葉が注目を集め、議論は加熱。
そこからは怒涛の流れ。
SNSでは、
- 「なんで日本代表なのに韓国っぽいの?」
- 「サッカーのポスターに見えない」
- 「アイドルの宣伝にしか見えない」
といった批判がどんどん増えていきました。
そして翌14日、JFAはポスターの差し替えを発表。
公開からわずか4日間という超スピードで、ビジュアルが変更されました。

新しいポスターは、背景をなくし、メンバーがシンプルに並んだだけの構成。
見た目は“無難”そのものですが、これにも「インパクトがない」「サッカー感が消えた」「日の丸はないの??」といった声が相次ぎ、議論はおさまらず。
ただし、すべてが批判だったわけではありません。
支持派の声としては、
- 「柔軟に対応したJFAはむしろ評価できる」
- 「アンバサダーに日本人アイドルを使ったのは良いチャレンジ」
- 「K-POPっぽいけど、それが逆に今の若者には刺さる」
など、ポジティブに受け取っている人も一定数います。
実際、「韓国っぽい」と言われたデザインを好意的に見るファンも多く、「むしろスタイリッシュ」「芸能とスポーツの融合」と歓迎する声もちらほら。
つまり、この騒動はただの“デザインの問題”ではなく、「日本代表のポスターにふさわしい表現とは何か?」という価値観のぶつかり合いだったのかもしれません。
サッカーに熱い人からすれば、「もっと日の丸を前面に出してほしい」と思うのは当然。
でも一方で、エンタメとして楽しむ人には「これもアリ」と思えるかもしれない。
国を背負うチームだからこそ、ポスター1枚でもこれだけ大きな議論になる。
そんな時代になっているということなのかもしれませんね。