松江西高校の校長が語る“理想の教育”を聞いて思ったこと|現実とのギャップに心がザワつく理由

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事件・事故

最近話題になった、松江西高校での生徒による暴力動画。

SNSでは、「あれは教育現場の崩壊だ」「無法地帯じゃないか」なんて、厳しい意見がたくさん飛び交っていました。

そんななかで見つけたのが、この動画。

校長先生が学校の理念や教育の理想について、まっすぐに語っている映像です。

正直、すごくいいことを言ってると思いました。

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「生徒一人ひとりの個性を尊重したい」その想いはまっすぐだった

松江西高校HP

動画のなかで、校長先生はこんなふうに話していました。

「学力だけじゃない。その子の持つ“らしさ”を大切に育てたい」
「一人ひとりとちゃんと向き合い、未来に向かう力を身につけてほしい」

言っていることは、本当にその通りだと思います。

これまでの“管理型”の教育に息苦しさを感じてきた子どもたちにとって、「自由」や「個性」を重んじる方針は、きっと希望になるはずです。

私も親として、「自分の子どもには、のびのびと育ってほしい」と願っています。

だから、こうした理念を掲げる学校があること自体は、素晴らしいことだと思いました。

現実には「椅子を投げる生徒」と「何もできない教師」

ただ・・・

この理想と、SNSで流れた動画の現実には、ものすごいギャップがありました。

動画の中には、先生に向かって暴言を吐き、イスや机を投げつける生徒。

そして、それを止められずに立ち尽くす先生の姿。

学校だけでは解決できないと感じ、SNSを使って助けを求める他の生徒。

「生徒一人ひとりを大切にする」
「強く叱らない、尊重する」

…それは確かに大事なことです。

でも、それが行きすぎて、「何をしても許される」と思ってしまう生徒が出てしまったら?

暴れる生徒と対応できない先生を見て、学校に絶望している生徒がいるのでは?

この理想は、どこかでブレーキをかけなきゃいけないんじゃないか。

そう思わずにはいられませんでした。

教育の自由と秩序のバランスって、ほんとうにむずかしい

松江西高校HP

「叱らない教育」や「個性の尊重」は、今の時代のキーワードです。

でもそれは、“責任”や“ルール”とセットであってこそ意味があるもの。

「自由には責任がともなう」

子どもに自由を与えるなら、このことも同時に教えなければいけません。

そして、秩序を保つのは、やっぱり大人の役割です。

動画で語られる理想は、ほんとうに素晴らしいものでした。

だけど今の松江西高校では、その理想が現場の現実とかみあっていないように見えてしまいました。

きれいごとじゃなく、現場と向き合ってほしい

校長先生が語ったビジョンは、本物だと思います。

生徒を想う気持ちが強く伝わってきます。

けれど、それがただの「スローガン」や「建前」で終わってしまっては意味がないですよね。

あの動画がバズってしまった今、学校の信用は下がっています。

でも、ここから立て直すチャンスでもあると思うんです。

  • 本当に生徒一人ひとりと向き合うには、どうすればいいのか?
  • 先生が安心して注意できる環境を、どう作っていくのか?
  • 親や地域と、どこまで連携できるのか?

理想と現実のギャップを埋めるのは、“地道な現場対応”しかないと思います。

学校は、生徒だけのものじゃない。

先生も、そこに通って1日の大半を過ごしています。

最後に

動画で語られた「生徒の未来を信じたい」という言葉。

すごく心に残りました。

でも、その未来は、大人たちが“責任をもって支える”ことが前提です。

その信頼がくずれてしまえば、どんなに理想を語っても、ただの空回りになってしまう。

松江西高校がこれからどう変わっていくのか。

理想をちゃんと現実につなげられるのか。

静かに、でもしっかりと見守っていきたいと思います。

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