WBC2026はNetflix独占なのに、W杯2026はそうならない。
この違い、なんとなく「お金の問題かな?」で終わらせるのはもったいないです。
実は放映権の世界には、同じ“独占”でも成立しやすい大会と、成立しにくい大会があるんです。
さらに今回は、電通が握るW杯2026の放映権がどう広がり、DAZNや地上波にどうつながるのかも見逃せません。
そんな疑問が自然とほどけるように、WBCと比較しながら“仕組みの差”を整理していきます。
W杯2026放映権は誰が握る?

先に結論からいきますね。
W杯2026の日本国内の放映権(放送+配信)は、電通がFIFAからまとめて取って、いくつかの会社に分けて展開する形です。
ここがまず、WBC2026(Netflixが独占配信)と大きく違うところなんです。

WBCは民放で放送しないからね~
W杯って、家族で見たり、友だちと盛り上がったり、職場で話題になったりする“国民イベント”寄りですよね。
だから最初から「いろんな場所で見られるようにしよう」という考え方になりやすいんです。
じゃあ実際、どこで見られるの?
ここがいちばん気になるところだと思います。
まず配信は、DAZNが全104試合をライブ配信します。
さらにうれしいのが、日本代表戦はDAZNで全試合無料配信という点。
「日本戦だけは絶対見たい!」という人には、かなり助かる仕組みです。
地上波もちゃんとあります。
NHKが日本代表戦を全試合、生中継(地上波+BS)で放送します。
それに加えて、民放も一部試合を担当。
日本テレビが15試合(その中に日本戦1試合)、フジテレビが10試合を放送する形です。
【発表】FIFAワールドカップ26、テレビ中継はNHK・日本テレビ系・フジテレビ系https://t.co/3XSQkPpOjs
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 4, 2025
▼NHK
地上波とBSで日本代表の試合をグループステージからすべて中継
地上波では開幕戦や決勝を含む計33試合を生中継予定
▼日本テレビ
グループステージの日本戦1試合含む計15試合を放送予定… pic.twitter.com/YATIEvkQMc
つまり、入口がひとつじゃないんです。
テレビでも見られるし、配信でも見られる。
「見る方法がいくつも用意されてる」
これがW杯2026の特徴ですね。
イメージでたとえるなら、電通が“まとめ買いしたチケット係”みたいな感じです。

放映権まとめて持ってま~す!
電通が権利を持って、NHKや民放、DAZNに分けて売っている。
だから私たち視聴者は、自分に合う方法で見やすくなっています。
この点、WBCはかなり違います。
WBC2026はNetflix独占で、地上波放送がありません。
なので「Netflixに入らないと基本見られない」という仕組みなんですね。
ここまでが前提のお話です。
次の見出しではいよいよ本題、「NetflixがW杯2026を独占しない理由」を、もっとわかりやすく噛み砕いていきます。
「WBCは独占したのに、W杯はしないのなんで?」
というモヤモヤ、ここでスッキリさせます。
NetflixがW杯2026を独占しない理由

「WBCはNetflix独占なのに、W杯は独占しないの?」
ここ、いちばん引っかかりますよね。
結論から言うと、NetflixがW杯2026を“独占しなかった理由”は、ざっくりお金と期間の重さが別物だからです。
短期戦か長期戦か
まず、WBC2026の日本開催分は、独占権が約150億円規模といわれています。
もちろん高いです。
でも開催は短期集中で、試合数は47試合。
期間も約2週間ほど。
「この期間だけ加入してもらう」作戦が立てやすいんです!
たとえばキャンペーンで加入を一気に増やして、熱が冷めないうちに回収する。
短距離走の勝負、という感じですね。
一方のW杯2026は、試合数が104試合で、開催期間も約1か月超の長丁場。
そして放映権のパッケージ自体も、WBCより数倍以上の規模になりやすいと見られています。
ただし、ここは大事なところで、正確な金額は非公表です。
改めてになりますが、2026年WBC全試合のタイムテーブルです。
— Baseball World🇯🇵 (@beautifulstadi1) February 27, 2026
ネトフリに入れば全て視聴可能です。
1枚目:1次ラウンド
2枚目:決勝トーナメント pic.twitter.com/XFDoLGMRE0
Netflixの立場で考えてみる
ここでNetflixの立場に立ってみると、さらに分かりやすくなります。
Netflixは基本的にドラマや映画など、いつでも見られるエンタメが主役のサブスク。
スポーツは「今しか見られない!」という強い引きで加入を増やせますが、毎回なんでも買えるわけではありません。
W杯級を単独で抱えるとなると、回収のために料金設計やプロモーションも相当シビアになります。
「値上げしてでも回収する?」となった瞬間、普段スポーツを見ない層が離れてしまうかもしれない。
ここ、かなり怖いところです。
加入のきっかけになりやすいか
もうひとつ大事なのが、独占にしたときの“加入の伸び”の読みやすさです。
WBCは動機が作りやすい。

侍ジャパンの試合が見たいから加入する!
いわば“加入の理由が一直線”なんです。
でもW杯は、家族でテレビ観戦する人も多いし、友人宅やお店で見る人もいますよね。
つまり「W杯のためだけにNetflixへ加入する人」を、WBCほどストレートには増やしにくい。
イベントの熱量は超一流でも、加入行動につながる形が少し違う、ということです。
まとめると、Netflix目線ではこうです。
この差が大きかった、という整理になります。
そして次の見出しでは、その差をさらにハッキリさせるために、放映権をWBCと比較して“値段だけじゃない仕組みの違い”を深掘りします。
ここを読むと、「なるほど、だからこうなったのか」とスッと腑に落ちるはずです。
放映権をWBCと比較!値段と仕組み

ここまでで、「W杯は独占しにくい」「WBCは独占しやすい」までは見えてきました。
じゃあ決定的に何が違うの?
ポイントはズバリ、放映権の“売り方(仕組み)”と“回収のしかた”です。
値段だけの話じゃないんですね。
WBC2026は?
日本開催分はNetflixが全47試合を独占配信で押さえています。
地上波放送はなく、基本は「見たい人はNetflixへ」というシンプル設計。
これ、配信側からするとめちゃくちゃ分かりやすいんです。
入口が1つなので、話題になればなるほど加入が増える。
いわば「チケット売り場が1か所」のイベントみたいなもの。
迷わない、ブレない、強い。
しかもWBCは短期集中です。
約2週間で一気に盛り上がって、一気に終わる。
だからNetflix側も「期間限定で加入してもらう」導線を作りやすいんですよね。
キャンペーンで背中を押して、「この期間だけ入ってね」と言いやすい。
見終わったら解約…という動きも含めて、計算が立てやすいのが現実です。
【速報】ネトフリが初月ワンコイン以下に!
— ヤマクマ (@yamakuma_shisan) February 19, 2026
本日スタートの「WBC応援キャンペーン」で、Netflixがまさかの約半額。
「どうせ新規限定でしょ?」
→過去に使ってた人も対象です!
(※1/31以前に解約済みの人)
✅広告つき:890円 → 498円
✅スタンダード:1,590円 → 795円… pic.twitter.com/T9ja6sWMp3
W杯2026は?
日本国内の権利は電通が取得し、そこから複数のプラットフォームに分けて展開されています。
配信はDAZNが全104試合をライブ配信。
しかも日本代表戦は全試合無料配信です。
地上波はNHKが日本代表戦を全試合生中継(地上波+BS)でカバー。
さらに民放も加わって、日本テレビが15試合(日本戦1試合含む)、フジテレビが10試合を放送する形ですね。
ここで大事なのが、W杯は「見られる窓口が多いほど価値が上がる」タイプのイベントだということ。
テレビで見て、SNSで切り抜きが回って、翌日に職場や学校で話題になる。
この“社会現象感”がW杯の強みなんです。
だからW杯は、WBCみたいに入口を1つに絞って「加入しないと見られない」にしにくい。
もし独占にしてしまうと、ライト層が入りにくくなって盛り上がりの土台が薄くなりがち…
…そうなると、イベントとしての熱も下がりやすい。
W杯は“みんなで見る”こと自体が価値、という面が強いんですよね。

回収の形も違います。
WBCの独占は、加入者数に直結しやすい。
いっぽうW杯は、地上波・配信・番組編成など、複数のプレイヤーがそれぞれの形で価値を回収していく構造です。
例えるなら、WBCは「一本釣り」。
W杯は「定置網」。
一社が全部抱えるより、網を広げて大きく届ける発想に近いです。
まとめると、こうです。
同じ放映権でも、イベントの性格が違うと最適解もガラッと変わる。
ここが核心ですね。
この比較が分かると、「NetflixがW杯2026を独占しない理由」もスッと腑に落ちるはずです。
まとめ
WBC2026はNetflix独占でスパッと一本化。
いっぽうW杯2026は、電通が放映権を取得し、DAZN配信と地上波放送が組み合わさる形になりました。
同じ「放映権」でも、試合数や開催期間、そして大会の性格が違うと、独占が“得”になるケースと、広く届けた方が“強い”ケースに分かれます。
NetflixがW杯2026を独占しない理由は、単なる金額の大小だけではなく、ビジネスとしての回収の仕組みが合いにくいことが大きい、という整理でした。
WBCと比較すると、その差がよりハッキリ見えてきます。
結局のところ、W杯は見られる窓口が複数あるぶん、視聴者側は選びやすいのが安心材料。
「何に入ればいいの?」と迷ったら、日本戦中心なら地上波+無料枠、全部追うならDAZN、野球はWBC期間だけNetflix…この考え方がいちばん現実的です。