Xで急に見かけるようになった、鉛筆だけとは思えない似顔絵。
「イラストレーターTomって何者?」と気になって検索した人、きっと少なくないはずです。
最近は、森香澄を題材にしたシリーズ投稿がじわじわ話題になり、さらに“りくりゅう”の似顔絵で一気に注目が加速。
でも、バズっている理由は「上手いから」だけでは説明しきれません。
この記事では、Tomの活動の見え方、作品が広がるきっかけ、そして反応が伸びるパターンを、ポイントを絞って追いかけていきます。
読んだあとには、次にタイムラインで見かけたときの“見え方”がちょっと変わるかもしれません。
イラストレーターTomは何者?

Xで流れてきた鉛筆画を見て、「え、これ写真じゃないの?」って二度見した人、多いと思います。
その絵を描いているのが、X(旧Twitter)の イラストレーターTom(@tom_naoji) さんです。
Tomさんの投稿は、鉛筆画や似顔絵が中心です。
髪の毛の細かさや、目のキラッとした感じ、ほっぺの影まで丁寧で、見ているだけで気持ちよくなるタイプ。
難しいことはさておき、「見た瞬間うまい!」って分かる絵なんですよね。
じゃあ、なぜ「Tom 何者?」って検索されるのか。
理由はけっこう単純で、プロフィールの自己紹介が毎回おもしろすぎるからです。
角刈りの女ボディビルダーだったり、元パイロットだったり、陰陽師だったり…。
設定がどんどん増えていって、「結局どれが本当なの!?」ってツッコミたくなります。
でもここは真面目に調べるというより、Tomさんの“お約束のネタ”として楽しむのが正解です。
バズったり、フォロワーが増えたりしたタイミングで自己紹介が更新されることも多く、コメント欄もだいたい笑いが起きています。
1いいねごとにロバートになっていくPerfume
— Tom (@tom_naoji) November 12, 2025
⑬までを一旦まとめました。 https://t.co/aQ5DF8yc4P pic.twitter.com/yLcowhb6Bc
もちろん、現実的な一面もあります。
Tomさんは似顔絵のオーダーをDMやココナラで受付しています。
「描きますよ〜」だけじゃなく、ちょいちょい本音っぽい言い方が混ざるのもTomさんらしいところ。
上手いのに、妙に親しみやすい。
この距離感が好き、という人も多そうです。
活動のスタートは、2016年11月頃にアカウントを開設して、鉛筆画を始めたあたり。
Xだけじゃなくインスタも使っていて、過去の絵をまとめて見たい人には便利です。
気づいたら「こんなに描いてたの!?」ってなるくらい、作品がしっかり積み上がっています。
まとめると、イラストレーターTomさんは、鉛筆一本で人を驚かせる実力派で、プロフィールのネタで人を引きつけるエンタメ上手。
絵で「すごっ」と思わせて、自己紹介で「何者なんだこの人…」って気になって、もう一回見に行っちゃう。
その流れが、まんまとハマるんですよね。
次の見出しでは、最近とくに話題になった 「りくりゅうペア金メダル似顔絵」 と 「森香澄シリーズ」 が、なぜバズったのかを見ていきます。
森香澄シリーズが大バズリ

Tomさんの面白さって、「絵が上手い」だけじゃないんです。
森香澄シリーズで分かりやすいのが、見て終わりじゃなく“参加したくなる仕掛け”があるところ。
スマホでポチポチ見ているだけのはずが、「ちょっと待って、私も押していい?」ってなるんですよね。
このシリーズは、いわゆる“モーフィング(変身)”タイプです。
森香澄さんっぽい顔からスタートして、いいねやリポストが増えるにつれて、別の人物要素が混ざっていく流れ。
しかも混ざり方が絶妙で、最初は「まだ森香澄…かな?」なのに、途中から「あれ、森香澄どこ行った?」と迷子状態になります。
1いいねごとに森泉になっていくけど1RTごとに阿部寛にもなっていく森香澄④ https://t.co/x3iT44nUyd pic.twitter.com/izm6HsaiBL
— Tom (@tom_naoji) February 13, 2026
例えるなら、カレーだと思って食べたら途中でハヤシになって、最後はなぜかビーフシチューに着地する感じ。
方向転換が気持ちよくて、つい追いかけたくなります。
さらにズルいのが、コメント欄の盛り上がり方です。
みんなが真顔で(たぶん笑いながら)ツッコミを入れてくるんですよ。
この“言い方のセンス”が連鎖して、コメントを読むだけでもう一本コンテンツになっています。
投稿=舞台、絵=主役、コメント欄=観客の大喜利。
そんな空気感です。

Tomさん自身も、そのノリを分かっていて、シリーズを続けるほどに「ツッコませる余白」を残してきます。
だから見ている側も気楽です。
「ちゃんと絵を理解しなきゃ」じゃなくて、「笑ったら負け」みたいな軽い気持ちで参加できる。
普段あまり文章を読まない人でも、絵を一枚見るだけで状況が分かるのが強いです。
あと地味にポイントなのが、比較画像や途中経過の見せ方。
「前回よりこう変わりました」がパッと分かるように並べてくれるので、追いかけやすいんです。
1いいねごとにロバートになっていくPerfume⑥ https://t.co/gNeuOWpJdy pic.twitter.com/5de4oVWEtF
— Tom (@tom_naoji) November 8, 2025
ドラマを1話飛ばすと置いていかれる…みたいなストレスがない。
むしろ途中から入っても、「今どの段階?」がすぐ分かってニヤニヤできます。
そして森香澄シリーズの良さは、バズり方がギスギスしていないところです。
誰かを叩いたり、荒れたりする方向じゃなくて、純粋に“変化”と“ツッコミ”で笑える。
だからタイムラインで流れてきても、ちょっと疲れている日ほど刺さるんですよね。
「今日はもう難しい情報いらない…」って日に、ちょうどいい栄養。
このシリーズが人気を博したのは、絵のうまさに加えて、見る人が参加できる仕組みと、コメント欄ごと面白くなる空気がセットだったからです。
一人で完結しない、みんなで育つタイプの“参加型バズ”。
ここがTomさんらしい魅力です。
次の見出しでは、雰囲気が少し変わります。
笑いよりも「うわ、あったかい…」という反応が多かった、りくりゅう似顔絵の刺さり方を見ていきます。
りくりゅう似顔絵が刺さったワケ
りくりゅうペア金メダルおめでとうございます!🥇
— Tom (@tom_naoji) February 17, 2026
似顔絵を描かせていただきました。 pic.twitter.com/aZijleI2Ue
森香澄シリーズが「みんなで笑って育てる面白さ」だとしたら、りくりゅう似顔絵は真逆です。
見た瞬間に、ふわっと胸が温かくなるタイプ。
フィニッシュのその瞬間!
「うまっ!」より先に「好き…」が来る人も多かったはずです。
まず前提として、りくりゅうペアはフィギュア界でも人気の高い存在です。
そこに“金メダルおめでとう!”のタイミングで、Tomさんが似顔絵を投下。
これがドンピシャでした。
1いいねごとに回転速度が増していくりくりゅう pic.twitter.com/27PgEiKW1s
— Tom (@tom_naoji) February 19, 2026
1いいねごとに回転速度が増していくりくりゅう② https://t.co/8vWnWPGZoW pic.twitter.com/1ILmDXDYt1
— Tom (@tom_naoji) February 19, 2026
お祝いの空気が一番あったかい瞬間に、ファンが欲しいものを置いてくれた感じです。
例えるなら、寒い日に帰宅したら、テーブルに熱々のお味噌汁が置いてある感覚。
沁みますよね。
そして刺さった理由の中心は、絵の中にある「優しさ」です。
似ているのはもちろんなんですが、ただ顔を正確に写しただけじゃないんです。
競技の緊張感とか、二人の柔らかい雰囲気とか、「この瞬間がどれだけ特別か」が伝わってくる。
写真だと一瞬で流れてしまう感動を、鉛筆の線がぎゅっと保存してくれているような。
見た人が「愛が伝わる」「泣いた」って言いたくなるのも、そこだと思います。
「フィギュア好き」が見つけて拡散し、そこから「絵好き」「トレンド好き」にも届く。
ファンアートとして、きれいに波が広がった印象です。
リプライも祝福と感謝が多くて、空気がとにかくやさしい。
“見た人がちょっと幸せになる投稿”って、強いんですよ。
それともうひとつ、刺さるポイントがありました。
Tomさんの似顔絵って、主役を持ち上げるのが上手いんです。
ちゃんと本人へのリスペクトが前に出るから、ファンが安心して「これ最高」と言える。
「好きな選手を雑に扱われたくない」って気持ち、分かりますよね。
その心配がないから、拡散のハードルが下がったんだと思います。
さらに、タイミングも完璧でした。
優勝直後って、感動がまだ体の中で熱を持っている時期です。
そこに似顔絵が来ると、感情がもう一回ふくらむんですよ。
「よかったね…」が「やっぱりよかった!」に更新される。
だから「余韻が冷めない中で最高」「ありがとう」みたいな声が集まりやすいんですね。
まとめると、りくりゅう似顔絵が刺さったポイントは3つ。
①お祝いのタイミングがドンピシャ
②似ているだけじゃなく“温度”がある
③ファンが安心して広められる空気
まとめ
イラストレーターTomは何者?と気になったら、まずは「作品の入り口」と「広がり方」をセットで見るのが近道です。
森香澄シリーズで見せる遊び心と、りくりゅう似顔絵で伝わる丁寧さ。
方向性は違っても、どちらも“見た人が自然に反応したくなる設計”が共通しています。
バズは偶然に見えて、実は積み重ねの結果。
次にTomの投稿が流れてきたとき、いいねの数だけじゃなく「なぜ今これが伸びているのか」を感じ取れたら、タイムラインが少し楽しくなるはずです。