「柔らかくて強い」
なんて言葉があるけれど、それを体現している俳優がいます。
爽やかでスマートなイメージが強い玉木宏さんが、実は“ある武道”の世界で注目を集めているのをご存じでしょうか。
芸能とはまったく違う場所で積み上げてきた時間と、その先にあった意外な結果。
誰もが「まさか」と驚いたその背景には、少しだけ覗いてみたくなるようなストーリーがありました。
玉木宏はいつから柔術を?


え、玉木宏って柔術やってるの?
そんな声が聞こえてきそうですよね。
ドラマや映画で活躍するイケメン俳優・玉木宏さん。
実は、2019年の夏ごろから本格的にブラジリアン柔術(BJJ)を始めていたんです。
きっかけは、役作りやアクションのリアリティを高めたいという、役者としてのこだわり。
もともと15年以上ボクシングを続けていたこともあって、格闘技そのものにはずっと親しみがあったようです。
「本当に戦えるように見せたい」
そんな思いから、より実戦に近い格闘技に興味を持ち、出会ったのがブラジリアン柔術。
2019年8月ごろから本格的にのめり込んでいきました。
ちなみに、Wikipediaでは「2020年ごろ」と書かれていたりもしますが、2023年に青帯で大会に出ていたことや、2026年で約7年目という報道を見ても、やっぱり2019年スタートがしっくりきます。
ドラマ「極主夫道」主演玉木宏の入墨上半身が腹筋割れてて後ろ姿もカッコ良すぎて見入ってしまった👀‼️食欲の秋でヤバすぎる😱見習ってちょっと鍛えよう💦 pic.twitter.com/L3pCM2MeUt
— リンダ (@linda4649ne) October 12, 2020
今では、都内の柔術ジム『ARTA』に所属していて、日々トレーニングに励んでいるそう。
このARTAというのは、以前「CARPE DIEM」として知られていたジムが2025年にリブランドしたものなんですね。
そして2026年現在、玉木さんは紫帯に昇格。
紫帯は、黒帯の2つ下にあたる中級レベルで、技術力もしっかり問われる帯。
つまり、もう趣味レベルを超えた実力者です。
実は最近、柔術って中年世代にも人気なんです。
打撃がなくて安全性が高いし、護身術としても優秀。
運動不足の解消や、ストレス発散にもぴったりなんですよ。
あのザッカーバーグ(MetaのCEO)も柔術をやってるって聞いたこと、ありますよね?
玉木さんも、そんな“柔術ブーム”の一人として語られる存在になっていますが、ちゃんと結果を残しているところがすごいんです。
では次に、その気になる大会成績。
そう、あの銅メダルまでの道のりを見ていきましょう!
柔術銅メダルまでの歩み
【快挙】俳優・玉木宏、欧州最大の柔術大会で銅メダルを獲得!!
— らいばーずワールド (@livers_world) January 17, 2026
柔術大会「ヨーロピアン2026」の紫帯のマスター4(46~50歳)のフェザー級で3位に入り、銅メダルを獲得。
玉木さんかっけ〜!#玉木宏 #3位入賞pic.twitter.com/t86YYBtuRc https://t.co/BFm3ggnrP6

始めた時期は分かったけど、銅メダルってそんなにすごいの?
正直、そう思いますよね。
玉木宏さんが銅メダルを獲得したのは、2026年1月に開催されたIBJJF主催のヨーロピアン選手権。
この大会、ブラジリアン柔術をやっている人なら誰もが知る、ヨーロッパ最大級の世界大会です。
玉木さんが出場したのは、紫帯・マスター4(46〜50歳)・フェザー級(70kg以下)。
同世代・同階級・同じ帯の選手だけが集まるとはいえ、世界中から経験豊富な選手が集まるため、決して簡単な舞台ではありません。
そんな中で迎えた初戦。
相手は、日本人の強豪選手、廣田信寿選手(ボンサイ柔術所属)でした。
試合開始直後、玉木さんは立ったままの攻防から、すぐにクローズドガードへ引き込みます。
そして下から相手の左腕を冷静にコントロールし、リストロック(手首固め)を極めて一本勝ち。
この展開、実はかなり高度。
力任せではなく、タイミングと精度がすべてです。
この勝利は、IBJJFの公式Instagramでも試合動画が紹介され、海外ファンからも称賛されました。
「Nice wrist lock finish!」
芸能人だから話題になった、というレベルではありません。
技術として“評価された一本”だったわけです。
その後も勝ち進み、準決勝で惜しくも敗退。
結果は堂々の銅メダルとなりました。
考えてみると、俳優という本業を持ちながら、世界大会で表彰台。
これ、かなり異例です。
仕事終わりにジムへ行き、地道な練習を積み重ねてきたからこそ辿り着けた結果でしょう。
所属するARTA BJJ(広尾)の公式SNSでも、「クローズドガードは簡単に割れない」「下からのガードワークの精度が高い」と評価されています。
日々の積み重ねがしっかり形になっているのが分かります。
「顔は優しそうなのに、やってることガチすぎる」
「本当に努力してるのが伝わる」
といった声がSNSで多く見られました。
話題性だけで終わらず、結果で語る。
それが、今回の銅メダルが多くの人の心を掴んだ理由なのかもしれません。
玉木宏さんがここまで柔術にのめり込む理由、そして、柔術という競技が持つ魅力について、もう一段深く見ていきましょう。
玉木宏と柔術の意外な関係


えっ、玉木宏が柔術って…なんか意外
そう思った人、多いんじゃないでしょうか?
でも、じっくり見ていくと、この組み合わせが実はとても自然で、彼の人柄にも合っていると気づくはずです。
まず、柔術との出会いの背景には、俳優としてのアクション演技への探究心がありました。
「本当に戦えるように見せるには、自分自身が本当に動けないとダメ」
そんなプロ意識が、玉木さんをよりリアルな格闘技の世界へと導いたのです。
実は彼、2005年ごろから15年以上ボクシングのトレーニングを続けていたことでも知られています。
体を動かすこと自体がライフスタイルの一部になっていたんですね。
でも、殴る・殴られるというスタイルに違和感を感じるようになり、そこから出会ったのが“ブラジリアン柔術”。
打撃のない格闘技でありながら、相手の動きを制し、コントロールしていく。
その静かで奥深い戦い方に、強く惹かれたといいます。
特に印象的なのは、玉木さんが柔術についてこう語っていること。
「負けを知ることは強さになる」
「負けを知ることができる場所」
勝つためだけじゃない、自分を見つめ直す場として柔術を捉えているのが分かります。
演技の世界では、経験や実績、名前で評価されることもあります。
でも柔術の世界では、そんなものは通用しません。
帯の色と実力がすべて。
マットの上ではただの一選手。
そんな“リセットされた環境”が、玉木さんにとっては魅力だったのかもしれません。
さらに、柔術を始めた動機には「護身術としての実用性」もあります。
「相手に手を出すわけにはいかないので、攻撃をどう受け止めるかを学びたい」
そう話していたこともあり、家族を守るための選択だったことがうかがえます。

奥さまは女優の木南晴夏さん。
お子さんもいらっしゃるそうで、家族を守れる“本当の強さ”を身につけたいという想いが、柔術への情熱にも繋がっているようです。
そして近年、芸能界でもブラジリアン柔術にハマる人が急増中。
岡田准一さんは黒帯選手として国際大会に出場し、木村拓哉さんもトレーニングを続けていると報じられています。
お笑い芸人のガリットチュウ福島さんに至っては、世界大会で優勝するほどの腕前。
自分を律するため
心と身体の両方を鍛えるため
そんな理由で始める芸能人が多く、静かな柔術ブームが広がっているのです。

ただ、玉木さんの場合は“ブームに乗った”という感じではありません。
大会にも出場し、銅メダルまで獲得している本気の柔術家。
彼にとって柔術は、もう趣味の枠を超えた人生の一部になっているのかもしれません。
華やかな芸能の世界とは対照的な、地味で地道な稽古の日々。
でもそこにこそ、本物の魅力がある。
そんな武道の世界に真剣に向き合う玉木宏さんの姿に、多くの人が共感し、刺激を受けているのではないでしょうか。
では最後に、ここまでの内容をコンパクトに振り返って、記事をまとめていきましょう。
柔術始めて痛感するのが岡田准一さん黒帯とか玉木宏さん紫帯がまじですげえ…
— さた@NIKKE (@nikkenikkesata) January 16, 2026
本当に真摯に柔術に向き合い続けないと到達できない領域に忙しい俳優業もやりながらできてるの本当に超人
まだ白帯のわしも頑張る💪 https://t.co/lNsdY6kTn0
まとめ
俳優としてのキャリアを重ねながら、静かにブラジリアン柔術の世界に身を置いてきた玉木宏さん。
その歩みは、話題性ではなく「本気」の積み重ねによるものだったと、今回の銅メダル獲得で多くの人に伝わったのではないでしょうか。
始まりはアクション演技への探究心。
そこから護身術として、そして人生を整える手段として、柔術は彼にとって欠かせない存在になっていったのかもしれません。
これからさらに帯が昇格し、次のステージへと進むのか。
柔術家・玉木宏のこれからにも注目が集まります。